
Interview
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Q1.
エリュシオンハウスで働こうと思ったきっかけと現在の仕事の内容を教えてください。 エリュシオンには思いがけない異動の辞令で配属されました。運営会社がブライダルサロンを併設したレストランの経営に乗り出した際、その事業の推進役として抜擢されたのがきっかけです。今まで経験のなかったブライダル事業の運営とレストランの運営を同時に行うことに、最初は戸惑いを覚えました。しかし、自身のキャリアアップにもつながる貴重なチャンスと捉えて、「1から業務を身につける」という姿勢は今でも忘れていません。現在は、ジェネラルマネージャーとして、レストランの営業と週末・祝祭日を中心としたご婚礼の統括を担当しています。
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Q2.
お仕事のやりがい、このお仕事で大変だったことなどを教えてください。 普段のレストラン業務と挙式・ご披露宴の進行は、まったく性質がことなるという点が大変なところです。ご婚礼の際は当サロンのプランナーが、お打合せから当日まで責任をもって担当させていただきます。その一連の中で、ご予約の管理やお食事、お飲物の手配など、ひとつのミスも許されません。一方、レストランにご来店いただくお客様の目的は、お祝いや大切なご接待、ご家族でのひと時、さらにはプロポーズにいたるまで様々です。いずれも各セクションがそれぞれ最高のパフォーマンスを発揮できるようにマネージメントすることが求められます。そしてさらに円滑に遂行するためには、常に全体を把握していなければなりません。そうした個々の努力が1つの成果となって実を結ぶ瞬間に、とてもやりがいを感じています。


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Q3.
印象に残ったエピソードがあれば教えてください。 やはり、いちサービスマンとして、お客様との関わりはとても大切だと思っています。全体を把握しつつも、お一人おひとりのバックグラウンドやその時々の状況に応じた想いを推察し、さりげない部分からおもてなしを実現する。そのために常にアンテナを張っています。以前、海外でご活躍されているお客様がご来店された時のことです。その時にご用意したのは、その方にゆかりのある土地の多少マニアックなワイン。それにお気づきになられ「とても懐かしい」と喜んでいただきました。このような、自分の想いが伝わった瞬間はそれぞれ、今でもとても印象に残っています。
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Q4.
今後の目標を教えてください 一言でいうと、優秀な人材の育成です。飲食業界の仕事は専門性が高く、個々のスキルを伸ばすことも重要だと思います。しかしそれはプロフェッショナルとして必要な最低限のレベルです。その上に、「お客様に愛されるホスピタリティ」や「経営側の視点にたち、数字を把握し利益を上げるための戦略を打ち出す能力」、「喜ばれるアイデアを生み出すクリエイティビティ」、そして「チームとして行動ができるコミュニケーション能力」などを身につけてほしいと思っています。こういった様々な“人間力”をバランスよく持つ人材が、今後のエリュシオンハウスを盛り上げていけるよう、今までの私の経験を惜しみなく伝えていきたいですね。
